玄米を自宅で発芽させて食べる発芽玄米

玄米を自宅で発芽させて食べる、発芽玄米。発芽玄米の作り方、効能効果、美味しい食べ方など。

★更新2306 TG:中性脂肪(基準値30~149.2007/11/2~2023/4/18)

11/2/07 10/31/08 10/23/09 2/2/11 12/13/11 9/21/12 5/30/13 5/16/14 5/22/15 4/4/16 4/5/17 4/16/18 4/16/19 4/1/20 4/9/21 4/12/22 4/18/23
47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63
TG 81 64 64 49 59 89 118 77 107 60 113 85 41 47 62 72 63
2017/12/57歳より玄米食開始
米食開始前の平均値80.09
米食開始後の平均値61.66 平均値比較-19.43、-24.26%

 

中性脂肪は体内にある脂肪の一種です。食事から摂取されたエネルギーの一部は、中性脂肪としていったん体内に貯蔵され皮下脂肪や内臓脂肪となり、体温保持や体を守るクッションの役割を果たします。
普段は体を動かすエネルギー源として糖質が使われていますが、糖質が不足すると、蓄えられていた中性脂肪で補助します。しかし、使われなかった中性脂肪が増えすぎると、動脈硬化の原因になります。
そこで、この数値を調べることが動脈硬化をはじめとするさまざまな病気を見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血液中の数値を測り、異常の有無を調べます。
メタボリックシンドローム該当者判定および特定保健指導の階層化に使われる項目です。
 

生活習慣改善については、こちらをご覧ください。

特定保健指導については、こちらをご覧ください。

基準値

150mg/dl未満  

基準値から外れた場合に考えられる病気

高値

動脈硬化 脂質異常症 膵炎

低値

肝硬変 低栄養

※要精密検査、要治療と診断された方は、なるべく早く医療機関を受診しましょう。

病気の詳しい内容は「気になる病気辞典」をご覧ください。 

★更新2401 献血記録1998/9/27から2023/12/28までの104回献血のγGTP推移グラフ

 

51回(2017年12月)に白米から玄米食に切り替え
米食開始前の平均値47.38
米食開始後の平均値34.45 平均値比較-12.93、-27.28%

γ-GTPは、肝臓、腎臓、すい臓、小腸などに含まれている酵素です。肝臓の機能にはアルコールや薬剤などを無害化するはたらきがあります。この無害化に重要なグルタチオンという物質のはたらきを、γ ‒GT という酵素が助けます。

お酒を飲み過ぎる人や脂肪分を多く食べている人は、数値が高くなります。また、胆石などで胆道が塞がり、胆汁(肝臓が作る消化液)が流れにくくなると、血液中にγ ‒GT があふれ出てきます。

そこで、この数値を調べると肝機能障害を見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血液中の濃度を測ることで異常の有無を調べます。 

 


生活習慣改善については、こちらをご覧ください。

基準値

50U/l以下

基準値から外れた場合に考えられる病気

アルコール過剰摂取 薬物摂取 肝臓病(アルコール性肝障害、薬剤性肝障害) 胆道の病気(胆道炎、総胆管結石)

※要精密検査、要治療と診断された方は、なるべく早く医療機関を受診しましょう。




★更新2306 HDLコレステロールの推移(基準値40~ 2007/11/2~2023/4/18)

11/2/07 10/31/08 10/23/09 2/2/11 12/13/11 9/21/12 5/30/13 5/16/14 5/22/15 4/4/16 4/5/17 4/16/18 4/16/19 4/1/20 4/9/21 4/12/22 4/18/23
47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63
HDL 87 100 87 73 89 67 64 70 65 83 80 100 105 91 82 77 87
2017/12/57歳より玄米食開始
米食開始前の平均値78.63
米食開始後の平均値90.33 平均値比較11.7、+14.8%

肝臓で作られたコレステロールは、そのままでは血液中に溶けることができないため、たんぱく質と結合して「リポたんぱく」という粒子をつくって全身の血液中を移動しています。コレステロールの運搬役であるリポたんぱくには、「LDL(低比重)リポたんぱく」と「HDL(高比重)リポたんぱく」があります。そのうち、HDLに含まれるコレステロールを「HDL-コレステロール」と呼んでいます。
HDLは、LDL が全身へ運んだコレステロールのうちで細胞が使いきれなかったものや動脈の壁に付着しているコレステロールを回収して肝臓へ戻す働きがあり、「善玉コレステロール」と呼ばれています。
しかし、HDLが少なすぎると動脈の壁に付着しているコレステロールを回収しきれず、動脈硬化を起こし、やがては血液の通り道を塞いでしまうことがあります。
そこで、この数値を調べることが動脈硬化をはじめとするさまざまな病気を見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血液中の数値を測り、異常の有無を調べます。
HDL-コレステロールメタボリックシンドローム該当者判定および特定保健指導の階層化に使われる項目です。  
 

生活習慣改善については、こちらをご覧ください。

特定保健指導については、こちらをご覧ください。

基準値

40mg/dl以上

基準値から外れた場合に考えられる病気

動脈硬化 脂質異常症 慢性腎不全 肝硬変 糖尿病 甲状腺機能異常

※要精密検査、要治療と診断された方は、なるべく早く医療機関を受診しましょう。

病気の詳しい内容は「気になる病気辞典」をご覧ください。 

★更新2306 LDL/HDLコレステロールの比率の推移(基準値~1.5 基準値超過は赤字 2007/11/2~2023/4/18)

11/2/07 10/31/08 10/23/09 2/2/11 12/13/11 9/21/12 5/30/13 5/16/14 5/22/15 4/4/16 4/5/17 4/16/18 4/16/19 4/1/20 4/9/21 4/12/22 4/18/23
47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63
比率 1.67  1.19  1.93  1.82  1.54  1.70  1.84  1.80  1.88  1.45  1.80  1.35  1.05  1.14  1.28  1.49  1.34 
2017/12/57歳より玄米食開始
米食開始前の平均値1.69 基準値超過9回
米食開始後の平均値1.27 基準値超過0回  平均値比較-0.42、-24.85%

病院での調査例などから、LH比が2.0を超えると血管内のコレステロールの蓄積が増えて動脈硬化が疑われ、2.5を超えると血栓ができている可能性があり、心筋梗塞のリスクも高いことが指摘されています。その反対にLH比が1.5以下では、血管内がきれいで健康な状態です。
そこでLH比の目安として、「ほかに病気がない場合には2.0以下に」、また「高血圧や糖尿病がある場合、あるいは心筋梗塞などの前歴がある場合には1.5以下に」することが望ましいとする病院が増えています。
最近は健康診断で、LDLとHDL両方のコレステロール値を計測することが一般的になってきています。LH比(LDL値÷HDL値)は簡単に計算できるので、コレステロールを見直すきっかけにしましょう。

「LH比」を目安にコレステロールを見直す|オムロン ヘルスケア

スマートミール

スマートミールの主食が週3日以上,精製度の低い穀類である穀類1)

 

・未精製穀類の摂取が多いほど冠動脈疾患リスクが低いことが報告されている.「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版」よりAune D, et al: Whole grain consumption and risk of cardiovascular disease, cancer, and all cause and cause specific mortality: systematic review and dose-response meta-analysis of prospective studies. BMJ. 2016; 353: i2716. PMID: 27301975 2)*

 

・19-68歳の血圧正常な男女944名を対象に,玄米など,糠を除去していない全粒穀物の摂取頻度と3年後の高血圧発症との関連を検討した結果,全粒穀類を時々またはいつも摂取する群は,全く食べない群に比べ,高血圧発症のリスクが低いことが報告されている. Kashino I. et al.: Prospective Association between Whole Grain Consumption and Hypertension: The Furukawa Nutrition and Health Study. Nutrients. 2020;12:902. PMID: 32224906 3)*

 

・世界195ヵ国のデータを用いて,食事関連リスク要因とそれらに起因する世界の推計過剰死亡者数が推計された結果,日本を含む東アジアでは,食塩摂取過剰,次いで,精製度の低い穀類が少ないこと,次いで果物の摂取不足が食事関連リスク要因として挙げられている.(再掲)GBD 2017 Diet Collaborators. Health effects of dietary risks in 195 countries, 1990-2017: a systematic analysis for the Global Burden of Disease Study 2017. Lancet 2019; 393: 195873 PMID: 30954305No.1 「スマートミール(基準に合った食事)を提供している」の「食塩相当量の参考文献1)」日本語解説を参照4)*

 

・日本人の研究を含む22のRCTのメタ解析により,精製穀類を全粒穀物に置き換えた際,血清総コレステロール値,LDLーコレステロール値,ヘモグロビンA1c値及びCRP値が低下することが報告されている.Marshall S, et al. The Effect of Replacing Refined Grains with Whole Grains on Cardiovascular Risk Factors: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials with GRADE Clinical Recommendation. J Acad Nutr Diet. 2020;120:18591883.e31. PMID: 32933853 5)*

 

・世界の疾病負荷研究2019(GBD 2019)のデータを用いて,日本における健康リスク因子別の死亡及び障害調整生存年数(DALYs)の寄与割合を推計した結果,喫煙,代謝系,アルコールに次いで,食塩摂取過剰,精製度の低い穀類の低摂取,果物の摂取不足がリスク要因として挙げられている.(再掲)Nomura S et al. Toward a third term of Health Japan 21 - implications from the rise in noncommunicable disease

 

スマートミールの主菜の主材料として,週3日以上,魚を提供している魚1)*

 

・栄養と血圧に関する国際共同研究(INTERMAP)では,魚由来のn3多価不飽和脂肪酸の摂取量が多い者は血圧が低い傾向にあることが報告されている. Ueshima H, et al: Food omega-3 fatty acid intake of individuals (total, linolenic acid, longchain)and their blood pressure: INTERMAP study. Hypertension 2007; 50: 313-319. PMID: 17548718 2)*

 

・日本のコホート研究では,魚摂取量の最も少ない群に比べてその他の群ではいずれも心筋梗塞の発症リスクが下がることが報告されている.「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版」よりIso H, et al: Intake of fish and n3 fatty acids and risk of coronary heart disease among Japanese: the Japan Public Health Center-Based (JPHC) Study Cohort I. Circulation 2006; 113: 195-202. PMID: 16401768 3)*

 

・日本のコホート研究では,魚摂取の多い群で心血管疾患死亡率が少ないことが報告されている.「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版」よりYamagishi K, et al: Fish, omega-3 polyunsaturated fatty acids, and mortality from cardiovascular diseases in a nationwide community-based cohort of Japanese men and women the JACC (Japan Collaborative Cohort Study for Evaluation of Cancer Risk) Study. J Am Coll Cardiol 2008; 52: 988-996. PMID: 18786479 4)*

 

・日本のコホート研究では,魚摂取の多い群で心血管疾患死亡率が少ないことが報告されている.「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版」よりMiyagawa N, et al: Long-chain n-3 polyunsaturated fatty acids intake and cardiovascular diseasemortality risk in Japanese: a 24-year follow-up of NIPPON DATA80.Atherosclerosis 2014; 232: 384-389. PMID: 24468152 5)

 

デンマークの前向きコホート研究において,赤肉を魚に置換することで,糖尿病の発症リスクが低下した. Ibsen, D.B., et al.: Substitution of red meat with poultry or fish and risk of type 2 diabetes: a Danish cohort study. Eur J Nutr 2018; [Epub ahead of print] PMID: 30225630 6)

 

・11の前向き研究に基づくシステマティックレビューにおいて,アジアでは直線的な魚摂取増加により心筋梗塞リスクが低下した. Jayedi A. et al. Fish consumption and risk of myocardial infarction: a systematic review and dose-response meta-analysis suggests a regional difference. Nutr Res. 2019;62:1-12. PMID: 30803501

 

・日本人を対象とした前向きコホート研究を対象としたナラティブレビューにおいて,魚及び長鎖n-3系多価不飽和脂肪酸の摂取の多い群で非感染性疾患,特に心血管疾患リスクが低いことが報告されている.Umesawa M, et al. Intake of fish and long-chain n-3 polyunsaturated fatty acids and risk of diseases in a Japanese population: a narrative review. Eur J Clin Nutr. 2021 ;75:902-920. P

 

スマートミールの主菜の主材料として,週3日以上,大豆・大豆製品を提供している大豆

 

・大豆製品1)*・日本のコホート研究では,大豆の摂取頻度が高いと女性で脳梗塞発症リスクと心筋梗塞のリスクが低いことが報告されている.「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版」よりKokubo Y, et al: Association of dietary intake of soy, beans, and isoflavones with risk of cerebral and myocardial infarctions in Japanese populations: the Japan Public Health Center-based (JPHC) study cohort I. Circulation 2007; 116: 2553-2562. PMID: 18025534 2)*

 

・日本のコホート研究において,みそや納豆などの発酵性大豆製品の摂取量が多いと高血圧発症リスクが低いことが報告されている. Nozue M, et al.; Fermented Soy Product Intake Is Inversely Associated with the Development of High Blood Pressure: The Japan Public Health Center-Based Prospective Study. J Nutr. 2017; 147:1749-1756. PMID: 28724661 3)*

 

・日本を中心とした研究に基づくシステマティックレビューにおいて,大豆摂取と総死亡及び循環器疾患・がんによる死亡との統計学的に有意な関連はみられなかったものの,発酵性大豆製品の摂取量と循環器疾患リスク低下との関連が報告されている.Namazi N. et al. Soy product consumption and the risk of all-cause, cardiovascular and cancer mortality: a systematic review and meta-analysis of cohort studies. Food Funct. 2018;9:2576-2588. PMID: 29666853文献1)を含むシステマティックレビュー4)*・日本のコホート研究において,発酵性大豆食品,特に納豆の摂取が多いと総死亡リスク及び心血管死亡リスクが低いことが報告されている. Katagiri R. et al. Association of soy and fermented soy product intake with total and cause specific mortality: prospective cohort study. BMJ. 2020;368:m34. PMID: 31996350同コホート研究からの報告(JPHC study)5)

 

・韓国のコホート研究において,閉経前女性において,大豆製品摂取量及び大豆イソフラボン摂取量が多いと循環器疾患リスクが低いことが報告されている.Im J, Park K. Association between Soy Food and Dietary Soy Isoflavone Intake and the Risk of Cardiovascular Disease in Women: A Prospective Cohort Study in Korea. Nutrients. 2021; 22;13:1407. PMID: 33922001 6)*

 

・日本人を含む81の前向き研究に基づくシステマティックレビュー・メタ解析において,大豆の高摂取ががん発症リスク低下と関連し,25g大豆摂取量が増えるごとに4%リスクが低下していた.大豆イソフラボンもがん発症リスク低下との関連がみられたが,大豆たんぱく質は関連がみられなかった.しかしながら,いずれもがん死亡との関連は示されなかった.Fan Y, et al. Intake of Soy, Soy Isoflavones and Soy Protein and Risk of Cancer Incidence and Mortality. Front Nutr. 2022;9:847421. PMID: 35308286文献1)2)

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